2010年のインディ500、ペースカーは カマロSS

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シボレー・カマロSSインディアナポリス500ペースカー
シボレー・カマロSSインディアナポリス500ペースカー 全 8 枚 拡大写真

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)とシボレーは12月18日、来季2010年のインディ500のペースカーをシボレー「カマロSSインディアナポリス500ペースカー」とすることを発表した。

今季に続いて2年連続でインディ500の先導をすることになったカマロだが、ペースカーとして採用されるのは、1967年の初代カマロがデビュー年以来、1969年、82年、93年、そして今季と過去5回、来季で6回目。ペースカーを務めたモデルとしては、シボレー『コルベット』の10回に次ぐ2番目の回数となる。

来季のインディ500を先導するカマロSSは、今年のシルバーをベースとしたカラーリングから一転。「インフェルノ・オレンジ・メタリック」にホワイトダイアモンドのラリーストライプが前後に走る鮮烈なデザインだ。インテリアも外装と同じ特注のインフェルノ・オレンジのレザー張り、ラリーストライプはダッシュボード上にも配され、両サイドのドアとヘッドレストには「INDY500」のイベントロゴが入る。

エンジンはノーマルの6.2リットルV8(400hp)で、今季版ではルーフにマウントされていたセイフティ・ストロボライトがリアウィンドウ内側にマウントされているのも特徴的。テールレンズはアンバーに変えられ、専用グリルインサートは今後カマロの純正パーツとして販売されるとのことだ。

ペースカーはインディ500の決勝スタート直前、33台のインディカーを先導し、2周のパレードラップと1周のペースラップの計3周、インディアナポリス・モータースピードウェイを周回。その雄姿は、会場のみならずインディ500の中継を通じ、全米、世界各地に配信される。

なお、これまで練習走行から4度の予選日を設定するなど3週間以上に渡った「Month Of May」=インディ500の全イベントも来年は短縮。オープニングDayの5月15日から22日のポールディ、23日のバンプディを経て、5月30日に決勝レースが開催される。

《ケニー中嶋》

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