馬淵副大臣は大幅減額を否定せず---高速道路無料化予算

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21日、国交省定例会見にて(撮影=中島みなみ)
21日、国交省定例会見にて(撮影=中島みなみ) 全 1 枚 拡大写真

2010年度の高速道路無料化予算の概算要求6000億円について、国土交通省が大幅圧縮をする方向で検討を始めたという一部報道に対して、馬淵澄夫副大臣は21日の定例会見で明確な否定をしなかった。

「財務も含めて厳しい状況にあり、減額、あるいは削減ということを伺っているが、国交省としては最終的決定は総理、国家戦略室にいおけるとりまとめだと理解している。それに向けてさまざまシミュレーションを行っているが現時点で決定したものはないという理解。したがって報道にあがった話は決定事項ではない」(馬淵氏)

高速道路無料化は予算を6000億円から1000億円程度に圧縮する方向で、国交省と財務省が調整に入ったという報道がすでになされている。

要求額について野田佳彦副大臣が「6000億円という規模は、本州も含んで色々な路線が想定をされる。見直されることもある」と、金額が大きすぎることに難色を示していた。

《中島みなみ》

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