馬淵副大臣は大幅減額を否定せず---高速道路無料化予算

自動車 社会 政治
21日、国交省定例会見にて(撮影=中島みなみ)
21日、国交省定例会見にて(撮影=中島みなみ) 全 1 枚 拡大写真

2010年度の高速道路無料化予算の概算要求6000億円について、国土交通省が大幅圧縮をする方向で検討を始めたという一部報道に対して、馬淵澄夫副大臣は21日の定例会見で明確な否定をしなかった。

「財務も含めて厳しい状況にあり、減額、あるいは削減ということを伺っているが、国交省としては最終的決定は総理、国家戦略室にいおけるとりまとめだと理解している。それに向けてさまざまシミュレーションを行っているが現時点で決定したものはないという理解。したがって報道にあがった話は決定事項ではない」(馬淵氏)

高速道路無料化は予算を6000億円から1000億円程度に圧縮する方向で、国交省と財務省が調整に入ったという報道がすでになされている。

要求額について野田佳彦副大臣が「6000億円という規模は、本州も含んで色々な路線が想定をされる。見直されることもある」と、金額が大きすぎることに難色を示していた。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  2. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  3. 【2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー】「今年の一台」はスバル・フォレスターに決定! 新ハイブリッドが決め手に
  4. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
  5. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る