トヨタ自動車は22日、『カローラルミオン』をマイナーチェンジし販売を開始した。今回のマイナーチェンジでは、全車で燃費性能を改善し、環境性能を高めるとともに、内外装はスポーティなイメージを強化した。
1.8リットル車に新世代エンジン動弁機構「バルブマチック」を新たに採用し、Super CVT-iと組み合わせることで、低燃費かつ高い走行性能を両立した。1.8リットル、2WD車で燃費を16.6km/リットルとし、従来よりも1.2km/リットルアップした。2WD車は2010年度燃費基準+25%を、4WD車は2010年度燃費基準+15%を達成した。
1.5リットル車は、アイドリング時のエンジン負荷を軽減することで燃費を16.6km/リットルに向上し、2010年度燃費基準+25%を達成している。
すでに認定を取得している2005年基準排出ガス75%低減レベルとあわせ環境対応車 普及促進税制(エコカー減税)により、自動車取得税・自動車重量税が減税される。
また、外観はフロントバンパーとグリル、リヤのガーニッシュとコンビネーションランプを変更するとともに、新意匠のアルミホイールを1.8リットルの2WD車にオプション設定した。外板色には、新色クールソーダメタリック、ブラキッシュレッドマイカ、ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション設定)を含む、全7色を設定。
インテリアでは、スポーツタイプのシートを全車に採用し、ホールド感を向上したほか、アームレスト付コンソールボックスを装備し、利便性の向上を図った。さらに、高輝度シルバー塗装を施したインパネセンタークラスターや、ピアノブラック塗装のシフトパネルなどを採用した。
また、「1.5X」に「エアロツアラー」を、1.8リットル、4WD車に「1.8X」を新設定した。
価格は169万 - 232万9000円。月販目標台数は1500台。