タクシー暴走、駅ビルに突っ込む 運転手パニック

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22日午後、静岡県熱海市内にあるJR熱海駅前のロータリー(市道)で、待機中のタクシーが突然加速し、駅ビルの1階部分に突っ込む事故が起きた。タクシーはバックして別の車両に衝突した後、再び前進して今度は1階店舗の奥側まで突っ込んでいる。

静岡県警・熱海署によると、事故が起きたのは22日の午後0時50分ごろ。熱海市田原本町(N35.5.59.5/E139.4.52.0)付近のJR熱海駅前にある市道ロータリーで、待機中のタクシーが突然加速。歩道を乗り越え、コントロールを失ったまま駅ビル「湘南ラスカ熱海」の1階店舗部分に突っ込んだ。

タクシーは店舗部分への衝突直後にバック。ロータリーで待機していた他のタクシー2台と接触した後、再び急加速で前進して1階にある土産物店の奥まで進入した。

この事故で土産物店に勤務する68歳の男性従業員が腕などを打撲する軽傷。タクシーを運転していた61歳の男性も胸部打撲などの軽傷を負っている。

現場は幅員約8mで、一方通行となっているロータリー。警察ではタクシーの運転者から自動車運転過失傷害や器物損壊容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「クルマが突然加速してパニックになった」などと供述しているようだ。

警察では意図しない状態で誤ってアクセルを踏み込んだことでクルマが暴走。最初の衝突後、運転者がパニックに陥ってさらにペダルを踏み間違えたことで被害が拡大したものと推測している。

《石田真一》

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