日本自動車工業会が発表した11月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比0.5%増の85万9677台となり、14か月ぶりに前年を上回った。国内向けが好調だったほか、前年同月の水準が低かったため。
乗用車は同1.7%増の75万1712台となり、14か月ぶりにプラスとなった。このうち、普通乗用車は同5.3%増の40万0700台、小型乗用車が同3.9%増の23万7856台、軽乗用車が同12.6%減の11万3156台だった。
トラックは同7.1%減の9万8646台となり、14か月連続でマイナスとなった。バスは同8.7%減の9319台だった。
11月の国内需要は同18.3%増の43万6535台、輸出は同19.8%減と低迷した。
1月から11月までの累計は前年同期比34.1%減の714万6449台となり、年間では800万台割れがほぼ確実となった。