三菱ふそう、減産でCO2が11.5%減---環境・社会報告書2009

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三菱ふそうトラック・バスは、2008年度の日本国内での環境活動・社会活動をまとめた「環境・社会報告書2009」(日本語版)を発行した。

同社はトラック・バスという公共性の高い製品を製造・販売する企業として、環境保全を経営の最優先課題に取り組んでいるとしている。こうした取り組みについて情報開示することを目的に、毎年「環境・社会報告書」を発行している。

今回は、環境に関する中期経営計画「環境サステナビリティプラン」の進捗状況、製品開発から廃棄までのライフサイクル全体を通じた環境への取組み、小学生などを対象とした工場見学の実施や災害復興活動への支援といった社会貢献活動に対する取り組みを掲載した。

このうち、環境サステナビリティの進捗状況では2008年度の生産工程でのCO2排出量は、景気後退による減産の影響もあって2007年比11.5%減の9万5000tで、1990年度比50%削減し、2010年度目標の20%削減を達成した。

また、自動車リサイクル法に対応した再資源化の2008年度実績は、ASR(自動車シュレッダーダスト)のリサイクル率が72.4%となり、法定基準の30%以上を達成した。

《レスポンス編集部》

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