多言語観光プロジェクトで翻訳携帯端末の実証実験---中部

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
音声翻訳端末機の流れ
音声翻訳端末機の流れ 全 2 枚 拡大写真

駅探とJTB中部、独立行政法人の情報通信研究機構は共同で、総務省から受託した「中部広域観光圏多言語観光推進プロジェクト」の実証実験を1月5日から2月28日まで中部地方で実施している。

総務省は、自動音声翻訳精度の向上、訪日観光分野における同技術活用サービスの早期実用化を図るためのプロジェクトとして「地域の観光振興に貢献する自動音声翻訳技術の実証実験」を北海道、関東(山梨県)、中部(岐阜県、三重県、石川県)、関西(奈良県、大阪府)、九州(熊本県、長崎県、大分県)の全国5か所で行っている。

中部地域は協同事業体が「中部広域観光圏多言語観光推進プロジェクト」として採択、金沢、能登半島(和倉、輪島)、高山、伊勢、鳥羽の各地域で約310台の携帯端末を旅館、ホテル、観光施設、飲食店など合計約110施設に設置し、外国人観光客とのコミュニケーションツールとしての有効性について実証実験を行う。

携帯端末は、日本語(英語、中国語、韓国語)を端末機に向かってしゃべると英語、中国語、韓国語(日本語)に文字と音声で翻訳する。また、レストランメニューを端末付属のカメラ機能で撮影すると文字として認識され、それぞれの言語で翻訳する。

さらに、観光情報を多言語で見ることができるとともに、観光客が行きたい観光施設を目的地として設定し、出発地からのルートを地図で表示することができる。日本初となる日本語・英語・中国語・韓国語による地図と乗り換え案内のナビゲーションシステムを実装している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る