スバル インプレッサ、STIがチューン…こんどは「R」だ

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インプレッサR205
インプレッサR205 全 4 枚 拡大写真
富士重工業のモータースポーツ専門会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)は、スバル『インプレッサ』に独自の仕様、装備を施したコンプリートカー「R205」を設定、1月7日から全国のスバル系ディーラーで販売する。

R205は、これまでにSTIが企画した「S203」、「S204」と同様に「インプレッサWRX STIシリーズ」をベースに運動性能の向上を図ったモデル。今回はシリーズの中で最もスポーツ性の高い「WRX STI spec C」で採用された仕様、装備を活かし、走りに特化して性能の引き上げを図ったモデルとして「ロードスポーツ」を意味する「R」を車名に採り入れた。

ハンドリングでは、STI製ダンパー、スプリング、フレキシブルタワーバー、フレキシブルサポート・リヤなどを装着し、さらに新開発のフレキシブルドロースティフナー、専用開発のブリヂストン製ポテンザRE070タイヤを採用した。ステアリングの応答性やサスペンションの路面追従性を高め、高い操縦安定性を実現した。

ロードスポーツとして一般道で気持ちよい走りを実現するため、世界の一般道の特徴のすべてが集約されていると言われるドイツのニュルブルクリンクオールドコースで走り込みを重ね、セッティングした。また、2009年のニュルブルクリンク24時間レースでは、参戦車両に一部機能を織り込みレーシングスピード域での性能検証も実施した。

エンジン性能は専用ボールベアリングターボ、専用チューニングのECU、専用低背圧スポーツマフラーなどを装着することで、最高出力320馬力、最大トルク44kgmを実現した。

外装は、フロントアンダースポイラー、新開発のリヤアンダースポイラー、ブラック塗装大型ルーフスポイラーを装着し、空力特性をバランスさせたほか、専用フロントグリル、専用サイドガーニッシュ、18インチ鋳造アルミホイールなどで、STIモデルとしての質感を演出する。

価格は473万5500円。

《レスポンス編集部》

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