【デトロイトモーターショー10】GMC グラナイト…ルミオン や キューブ に対抗

自動車 ニューモデル モーターショー
GMCグラナイト
GMCグラナイト 全 9 枚 拡大写真

GMは11日に開幕するデトロイトモーターショーにおいて、GMCブランドのコンセプトカー、『グラナイト』を初公開する。GMC初の小型ハイトワゴンのコンセプト車で、日本車をターゲットに据えている。

開発コンセプトは「エフィシエント、コンパクト、ファッショナブル」。現行GMCブランドのラインナップは、中大型SUV&トラックが中心だが、同車がブランド初の小型モデルとなり、若い顧客にアピールする。

グラナイトのボディサイズは、全長4097×全幅1786×全高1536mm、ホイールベース2631mm。サイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)の全長4249×全幅1760×全高1643mm、ホイールベース2601mmと、ほぼオーバーラップする大きさだ。

フロントマスクは、大型グリルがGMC車に共通する力強いイメージを演出。リアはLEDテールランプやセンターマフラーが特徴だ。ボクシーなフォルムを生かして、クラス最大級の室内空間を追求。助手席と後席は簡単な操作で折り畳め、MTBなどが積める巨大なスペースが出現する。

シートやインパネには、スエード調の「ヌバック」を使用。サテンのフィニッシュがアクセントに添えられる。リアドアは逆ヒンジで開閉し、Bピラーがない効果も手伝って、高い乗降性を実現している。

グラナイトは、現時点ではコンセプトカーだが、近い将来、米国市場へ投入される見込み。サイオンxBや日産『キューブ』など、日本製小型トールワゴンに対抗する。

《森脇稔》

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