三菱重工、インドの電力会社からボイラーと蒸気タービンを受注

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三菱重工業は、インドのジェイプラカッシュ電力会社(JPVL)から、超臨界圧石炭焚きボイラー(耐圧部)と蒸気タービン発電機一式各2基を受注した。

インド経済発展に伴う地域の電力不足解消のためにJPVLがマディヤプラディッシュ州ニグリに建設している出力各66万kWの超臨界圧石炭焚き火力発電所1、2号機に2011年度中に納入する予定。

今回の受注は、ボイラーは、インドの建設・重機最大手ラーセン・アンド・トウブロと三菱重工のボイラー合弁会社であるL&T-MHIボイラーが取りまとめ、蒸気タービン発電機一式についてはL&T-MHIタービンジェネレーターを下請としてL&Tが取りまとめた。

ボイラーは、三菱重工が中核部品をL&T-MHIボイラーに供給し、同社が組み立ててJPVLに納入する。蒸気タービン発電機は、三菱重工と三菱電機が中核部品を製作して、L&T-MHIタービンに供給し、同社が製品としてL&Tに納入する。

三菱重工、L&T、両社の合弁会社は高効率の超臨界圧ボイラー・タービンの受注活動に取り組んできたが、今回の受注を弾みに、さらに積極的に市場の開拓を進めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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