茨城県警は11日、免許取消処分以後も日常的にクルマを無免許で運転していたとして、笠間市議を務める69歳の男を道路交通法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕した。約4か月間に渡って無免許での運転を続けていたとみられる。
茨城県警・笠間署によると、逮捕された男は11日の午前11時30分ごろ、笠間市押辺(N36.16.54.1/E140.19.2.9)付近の県道で、自己所有の乗用車を無免許で運転した疑いがもたれている。
男が運転していたクルマは接触や衝突を繰り返しで外板の損傷箇所が多く、これを不審に思った同署員が職務質問を実施。運転免許証の提示を求めたところ、男が「ありません」と答えたことで無免許が発覚したという。
この男は2009年9月に違反累積で免許停止処分となったが、以後も日常的にクルマを運転。同10月に無免許運転で摘発され、免許取消の処分を受けていた。
調べに対して男は「クルマがないと生活できない」などと供述。無免許運転については反省の態度が見られないようだ。