住友電工、AZ91マグネシウム合金の板材の開発に成功

自動車 ビジネス 企業動向

住友電気工業は、独自の鋳造・圧延加工によるマグネシウム合金「AZ91」板材の開発、量産化に世界で初めて成功した。

AZ91合金は、マグネシウム合金の中でも、耐食性が高いものの、これまでは加工の難しさから板材として実用化されておらず、鋳造材が限られた用途で利用されているだけだった。

今回開発に成功した合金板材は、既に実用化されている「AZ31」などのマグネシウム合金板材よりも強度、耐食性が高く、よりデザイン性の高い塗装や金属調などの美感をアピールした表面処理が可能。各種の携帯電子機器の筐体や自動車内装品をはじめ、幅広い分野での普及が見込まれる。

今後、自動車、エレクトロニクス分野をはじめ、医療福祉、ロボット、鉄道車両、航空機など幅広い分野でマグネシウム合金の応用について検討を進める。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る