プジョー・エコ・カップを開催

エコカー 燃費
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プジョーは現在ベルギーで開催中のブリュッセルモーターショーで、ヨーロッパの自動車メーカーでは初めて、「プジョー・エコ・カップ」と名づけたエコランチャレンジイベントを行うと発表した。

『207HDi90』、『308HDiFAP110』、『3008HDiFAP110』、『5008HDiFAP110』のディーゼルモデル4車種を使い、ヨーロッパ18か国から選ばれた72人の参加者が、1000kmの距離をなるべく少ない燃料で走ることを競うというものだ。

参加希望者の募集期間は1月13日から2月10日までで、各国から4人ずつ選ばれた参加者は72台の車両に乗り、2月28日にパリを出発。ジュネーブを目的地とする1000kmのルートを、30 - 36時間という制限時間内に走破する。

優勝者は3月2日、ジュネーブモーターショー会場で発表され、競技で使われた4台と同じ新車のキーが渡されることになるという。

プジョーはヨーロッパのメーカーの中でもCO2排出量削減を積極的に推し進めており、2008年のメーカーごとの平均排出量では、フィアットの133g/kmに続いて139g/kmと2位につけている。また2009年にヨーロッパで販売された車両の半分は、130g/km以下のモデルだという。

今回のイベントは、このように環境対策に積極的な姿勢を見せる現在のプジョーを、さらにアピールする狙いもあるものと思われるが、実際に公道を走って燃費を競うところが、走りの楽しさを大切にするプジョーらしい。専用オフィシャルサイトも用意されている。

プジョー・エコ・カップ URL
http://ecocup.peugeot.com/

《森口将之》

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