BMW X1 に2.0リットルが新登場

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BMWグループは14日、欧州向け『X1』に新グレードを追加した。新たに2.0リットル直4ガソリンエンジンを積むエントリーモデルが加わり、顧客の選択肢が広がった。

X1は、昨年9月のフランクフルトモーターショーでデビュー。BMWのSUVの入門車として投入された。ガソリンエンジンは3.0リットル直6(258ps、31.6kgm)を積む「xドライブ28i」の1グレードのみである。

BMWは今回、ガソリンエンジンのバリエーションを拡大。「sドライブ18i」と「xドライブ25i」の2グレードを追加した。

sドライブ18iは、X1のエントリーグレードの位置づけ。2.0リットル直4(150ps/6400rpm、20.4kgm/3600rpm)を搭載する。トランスミッションは6速MT、駆動方式はFRで、0-100km/h加速9.7秒、最高速202km/h。オプションの6速ATは、それぞれ10.4秒、202km/hだ。バルブトロニックやDISA(アジャスタブルインテーク)の効果もあって、欧州複合モード燃費は11.9 - 12.2km/リットル、CO2排出量は191-195g/kmをマークする。

xドライブ25iは、xドライブ28iのデチューン版。3.0リットル直6は、最大出力218ps/6100rpm、最大トルク28.2kgm/2500rpmを引き出す。6速ATとフルタイム4WDの「xドライブ」との組み合わせにより、0-100km/h加速7.9秒、最高速223km/hを実現。欧州複合モード燃費は10.75km/リットル、CO2排出量は217g/kmだ。

ディーゼルは6速ATの拡大設定がニュース。従来、6速MTのみだった「xドライブ18d」「sドライブ18d」「sドライブ20d」の各グレードで、6速ATの選択が可能となった。環境性能は高く、sドライブ18dとsドライブ20dの場合、欧州複合モード燃費は16.95km/リットル、CO2排出量は155g/kmと優秀だ。

ガソリンに新エンジンとディーゼルに6速AT車を得たX1は、3月から欧州で販売開始。ガソリン3エンジン、ディーゼル3エンジンの合計6ユニット体制で、顧客へのアピールを強めていく。

《森脇稔》

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