タカラトミーは、アニメ「トランスフォーマー」の新シリーズ『トランスフォーマー アニメイテッド』の放送開始に伴い、新たに国内キッズ市場に向けて、玩具を中心に、ガチャ、玩菓、アパレル、文具、雑貨など幅広い商品開発やライセンスビジネスを展開する。タカラトミーグループ全体で年間市場規模50億円を目指す。
トランスフォーマーは、タカラトミーが『ミクロマン』や『ダイアクロン』などの変形合体玩具と同一の世界観を持ったものとして再編成した玩具発のコンテンツ。1984年にアメリカで玩具発売後、アニメやコミックとなり、大ヒットし、1985年に日本でも玩具とアニメがスタートし、同様にヒットした。
2007年にはスティーブン・スピルバーグ総指揮、マイケル・ベイ監督のもと、実写SF映画が公開され、その後の続編も含めて人気となった。
今回、実写映画の公開により新たに拡大した3 - 8歳のターゲット層に向けて、アニメのトランスフォーマーアニメイテッドが放送される。同社ではトランスフォーマーアニメイテッド放映に先駆け、3月27日から、新たに3 - 8歳までの子どもをターゲットとしたアニメに登場するキャラクターの変形ロボット玩具を順次発売し、年間で約50アイテムを発売する。シリーズでは、海外で既に発売している関連玩具に、日本版オリジナルの塗装を施してクオリティを向上させて発売する。
価格設定も従来のトランスフォーマー商品より低価格に設定し、主力キャラクターのメイン商品を3780円、サブメイン商品を2415円、入門商品はボタンを押すと一瞬で変形する機能を搭載し1260円とする。それぞれのターゲットに合わせた商品内容と、購入しやすい価格設定で、未就学児にもトランスフォーマーの世界観や、変形合体ロボット玩具が楽しめるシリーズとして展開する。このほか、ガチャ、玩菓、アパレル、文具、雑貨などのライセンス商品を大規模に展開し、オリジナルコンテンツの育成を強化する。
トランスフォーマー新シリーズ放映でアイテム大量投入
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《レスポンス編集部》