【ジュネーブモーターショー10】オペル メリーバ新型…インテリア公開

自動車 ニューモデル モーターショー
オペル メリーバ
オペル メリーバ 全 10 枚 拡大写真

オペルは18日、新型『メリーバ』の内装写真を公表した。5日に発表された外観写真と合わせて、新型の全容が明らかになった。

新型メリーバは、2008年3月のジュネーブモーターショーで披露された『メリーバコンセプト』の市販版に当たる小型MPV。新型は2代目モデルとなり、プラットフォームは一新された。

新型の注目装備は、「フレックスドア」と名づけたリアドアだ。フレックスドアは、リア側がフロントと逆ヒンジで開閉。最大90度の角度で開き、乗降性を高める。このアイデア自体はマツダ『RX-8』、ロールスロイス『ファントム』『ゴースト』と同じだが、メリーバの場合、前後独立で開閉できるようにしたのが特徴。フロント、リアの順でしか開けない不便さを解消した。

室内には、「フレックススペース」と呼ばれるアイデアを採用。独立3名がけのリアシートは簡単に折り畳め、荷室が拡大できる。また、センターコンソールには、収納性を高める「フレックスレール」を採用。インパネのデザインは、『インシグニア』『アストラ』など、最新オペル車に共通する雰囲気が与えられる。

また、パノラマサンルーフ、エルゴノミックスポーツシート、フレックスフィックス自転車キャリアなど、機能的な装備を導入。安全面も、アダプティブフォワードライティングシステムなど、万全の備えだ。

新型メリーバは、3月のジュネーブモーターショーで正式発表された後、欧州各国で発売。生産はスペイン工場が担当する。新型はトヨタ『ヴァーソ』などと競合。新生オペルの重要モデルであるのは間違いない。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る