三菱化学、ジャパンエポキシレジンを吸収合併

自動車 ビジネス 企業動向

三菱化学は20日、完全子会社であるジャパンエポキシレジン(JER)を4月1日付で吸収合併すると発表した。

JERは1979年5月に、当時のシェル興産との折半出資で設立して以来、一貫してエポキシ樹脂事業に取り組んできた。三菱化学は、2003年11月に、高機能エポキシ樹脂分野の開発力強化、原料ビスフェノールAとのプロダクトチェーン強化を目的に、JERへの出資比率を90%まで引き上げ、次いで2006年4月には、完全子会社化した。

JERの各種製品は、LED封止材やIC封止材、特殊積層板など先端の電子電材向け用途を中心に、市場から高い評価を受けており、エポキシ樹脂事業は順調に推移している。今回、需要の拡大が見込まれるエポキシ樹脂事業の研究開発の加速や事業運営の効率化を推進するとともに、三菱化学の同事業とのシナジーを追求するため、JERを吸収合併するとしている。

合併は簡易合併となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BYD、国内EV累計販売が5305台に…5000台目の『シーライオン7』を納車
  2. 「豊漁で漁師を笑顔に」34年ぶり刷新の“ミズダコ漁船”、漁労の実態に寄り添い続けたヤマハの開発
  3. 『デュカト』ベースで4名就寝を実現、トイファクトリーの新型キャンピングカー『ブルージュ』の内装をチェック
  4. プロが解説! 鍛造・鋳造アルミホイールの真実とベストバイ~カスタムHOW TO~
  5. 「未来感半端ない」アウディ『Q5』新型発売にSNSでは歓喜の声、実車確認の報告も続々と
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る