住友金属の溶接軽量H形鋼、第二京阪道路の裏面吸音板に大量採用

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裏面吸音板の上面と支持梁
裏面吸音板の上面と支持梁 全 2 枚 拡大写真

住友金属工業は20日、溶接軽量H形鋼「スマートビーム」が、第二京阪道路の裏面吸音板の支持梁に大量採用されたと発表した。

裏面吸音板取り付け後の外観

溶接軽量H形鋼は、熱延コイルから高周波抵抗溶接によって連続的に製造されるH形鋼。通常の圧延H形鋼よりも肉厚が薄いため、鋼材重量を最大40%程度軽量化することが可能で、熱延コイルを必要な幅に切って溶接できるため、さまざまなサイズが製造可能。

裏面吸音板は、高架道路の下に一般道路がある場合、一般道路から発生する自動車騒音が高架橋裏面で反射して近隣に拡がることを防止するために設置する吸音板で、橋桁から吊るされたH形鋼の支持梁に取り付けられる。1本約5mの支持梁の重さは圧延H形鋼の場合、100kg以上あり、支持梁の鋼材を圧延H形鋼から溶接軽量H形鋼に替えることで、軽量化が図れ設置作業の能率と安全性の向上が図れる。

こうしたメリットが評価されて、第二京阪道路の裏面吸音板の支持梁に溶接軽量H形鋼の採用が決まった。

採用される第二京阪道路は、京都と大阪を結ぶ延長28.3kmの自動車専用道路で3月20日に開通する予定。裏面吸音板の設置面積は約14万平方mで、支持梁として使われる溶接軽量H形鋼約1800t、同社の受注量は約1500t。

《レスポンス編集部》

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