シムドライブEV、先行開発車事業…34社参加でスタート

エコカー EV
イメージ
イメージ 全 4 枚 拡大写真

インホイールモーターなど電気自動車(EV)技術を提供することでEVの普及を目指すSIM-Drive(シムドライブ)社は22日、先行開発車事業第1号に参加する34企業・団体を発表した。2013年ごろには大量生産することを目標に、EVの先行試作車を開発する。

[SIMドライブプラットフォーム図や記者会見写真]

自動車メーカーでは三菱自動車、いすゞ自動車が参加、そのほか三菱商事、三井物産、東京電力、NTT東日本、パイオニア、IHI、オリンパス、日本航空電子、ベネッセ、ナノオプトエナジー、岡山県、鳥取県など、参加を公開した28企業・団体と非公開6企業・団体の合計34企業・団体。

参加費用は各2000万円ずつ。事業成果は参加企業・団体が自由に利用できるとする。

先行開発車の車種は、軽自動車、小型車、中型車、大型車などのなかから選択する。航続距離は300kmを目指す。また車両価格は、電池を除く車体価格を現行自動車並にすることが目標。そして電池価格と10年間の電気料金の合計が10年間のガソリン代と同等になることを目指す。

デザインの開発体制は、ディレクターが奥山清行氏、チーフデザイナーは江本聞夫氏(『Eliica』も担当)、ゼネラルマネージャーは畑山一郎氏。

先行開発車は、2011年3月をめどにナンバー申請する。

《三浦和也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る