日産自動車が発表した2009年の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年比19.2%減の274万4562台となった。
国内生産は同30.8%減の89万4575台と落ち込んだ。国内向け、輸出ともに低迷したため。
国内販売は同11.6%減の59万9396台となり、60万台を割り込んだ。シェアは0.3ポイントダウンして13.0%にとどまった。
輸出は同41.0%減の45万8074台だった。北米向けが同19.3%減、欧州向けが同62.8%減となった。
海外生産は、同12.0%減の184万9987台となった。内訳では中国は同44.3%増の54万7236台と過去最高となり、米国を抜いて海外生産台数トップとなった。米国は同31.6%減の37万2906台だった。また、スペインが同66.6%減、メキシコが同21.2%減、英国が同12.5%減と、中国を除いて低迷した。