小糸工業の第3四半期決算、航空機シート部門不振で赤字

自動車 ビジネス 企業動向

小糸工業が26日に発表した2009年4-12月期(第3四半期累計)の連結決算は、経常損益が17億0200万円の赤字となった。前年同期は7億5600万円の黒字だった。

売上高は前年同期比21.8%減の311億1500万円と大幅減収となった。輸送機器関連事業は、鉄道車両部門や連結子会社の売上は増加したものの、航空機シート部門が昨年1月に発覚した耐火性に関する問題に関連し売上が減少した。

損益でも航空機シートの問題に対応するための費用が増加し、営業損益は15億7600万円の赤字だった。当期損益は23億5300万円の赤字だった。

通期業績見通しは下方修正した。売上高は570億円から540億円に修正した。営業損益は7億5000万円の赤字、経常損益は8億4000万円の赤字となる見通し。最終赤字は7億円を予想していたが42億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る