埼玉県のものづくりが集結した展示会 1月28日まで

自動車 ビジネス 企業動向
1月27日
1月27日 全 10 枚 拡大写真

埼玉県内を中心に、隣接都県を含めた企業や団体のビジネスチャンス創出を目的とする展示会「彩の国ビジネスアリーナ2010」が、さいたまスーパーアリーナで1月27・28日の両日開催されている。

広大なホール内は、環境・リサイクル、IT情報関連、製品、支援機関・サービス等、加工技術・部品のジャンルごとに色分けされ、「産学連携フェア」として東日本の28大学・研究機関もブースを構えていた。7回目を迎える今回は640以上の企業や団体が集結し、国内最大級の展示商談会に成長したという。

その中央に位置していたのが本田技研工業のブースで、燃料電池自動車『FCXクラリティ』とハイブリッドカーの『インサイト』を展示。古くからこの地に工場や研究所を構え、近年も小川町や寄居町に新工場を建設するなど、埼玉県にゆかりの深い大企業だけに、別格の扱いを受けていた。

それ以外のブースにも、金属加工や樹脂成型など、自動車に関係したものづくり技術をアピールするブースが予想以上に多く、クルマとのつながりが密接な土地であることを教えられた。

ホンダに匹敵する主役級の扱いを受けていたのが早稲田大学だ。新幹線の駅名にまでなった本庄キャンパスを持つ同大学は、電気自動車の研究開発でも知られている。今回はその研究成果でもある、昭和飛行機工業と共同開発した電動バスを2台持ち込み、うち1台では来場者を乗せてさいたまスーパーアリーナ周辺で試乗まで行うサービスぶりだった。

別室ではフォーラムやセミナーが開かれており、多くの来場者を集めていたが、ここでもクルマに関するテーマが多く、本田技術研究所や早稲田大学などからゲストを招き、次世代自動車についての講演を行っていた。

入場は無料。28日は10時から17時まで開催されている。

《森口将之》

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