JFE、豪のLNG開発プロジェクトからラインパイプを受注

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受注した海底パイプライン概要
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JFEスチールは28日、シェブロンがオペレーターとなっている「豪州ゴーゴン・プロジェクト」向けに、ラインパイプ用DNV450グレード溶接鋼管約17万2000tを伊藤忠丸紅鉄鋼と共同で受注したと発表した。

受注の内訳は、外径30インチと34インチのUOE鋼管を約15万4000t、外径20インチのERW鋼管が約1万8000tで、2月から造管を開始し、6月から約1年間にわたって出荷する。

ゴーゴン・プロジェクトは、西オーストラリア州北西部沖合に位置するゴーゴンガス田、ジャンズガス田などを主なガス供給源として2014年からLNGを年間1500万t生産する計画。オーストラリアの資源プロジェクトとしては過去最大となる見通し。

今回受注したUOE鋼管は海底パイプラインとして使用されるため、低温靭性や高圧に耐え得る厚肉サイズが要求されると同時に、耐腐食性も必要。JFEは、長年に世界中のさまざまなパイプラインプロジェクトに高級鋼管を供給しており、これらの製造実績やそれを支えてきた最先端の鋼管製造技術・品質への高い信頼性がシェブロン社から評価され、今回の受注となったとしている。

《レスポンス編集部》

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