【シトロエン C3 海外試乗】何かこれって気持ちイイ!…河村康彦

試乗記 輸入車
C3
C3 全 5 枚 拡大写真

「何かこれって気持ちイイ!」と、乗り込んだ瞬間にそう思わせてくれるのがフルモデルチェンジなった『C3』の大きな売り。そう感じさせてくれる最大の原動力はもちろん、“ゼニス・ウインドウスクリーン”を名乗る頭上にまで達する超大判のウインドシールド。

【画像全5枚】

まるで、通常のウインドシールドとガラス・サンルーフが一体化をしたかのような巨大ガラスがもたらす視界の広がり感は、青空の下のみならず夜のビル街でも新鮮そのもの。一方で、強い日差しがジャマと感じた時は、『C4ピカソ』と同様レールに沿って“天井”部分が前方へと伸びる上、さらに通常のサンバイザーも装備されるので無用な心配の要もナシ。

しかし、そんな新しいC3の特長は何も前出のガラス部分にのみあるわけではなく、限られたサイズの中で巧みに後席足元空間や深いラゲッジスペースを捻出するパッケージングや、路面凹凸を優しく包みつつ不安のない安定性や正確な舵の効きを示すフットワークの仕上がりも魅力。

国際試乗会に用意されたのは例によってMT仕様で、120psエンジンとの組み合わせがもたらす動力性能に不満はなかったものの、2010年に日本に導入の折には、この期に及んでの4速ATとのマッチングになるとか。このクラスのモデルをATで乗る人なんてヨーロッパにはまず居ないからこのあたりが“おざなり”になるのは仕方がないといえば仕方がないけれど、「これこそが本来の姿」というべきディーゼル・モデルにもMT仕様にも日本では乗れないというのは、やっぱり残念!

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

河村康彦|モータージャーナリスト
1985年よりフリーランス活動を開始。自動車専門誌を中心に健筆を振るっているモータージャーナリスト。ワールド・カーオブザイヤー選考委員、インターナショナル・エンジンオブザイヤー選考委員。

《河村康彦》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BYD ラッコ 新型試乗】クルマとしての出来は「極めて高い」が、その真髄は別のところにあった…中村孝仁
  2. 全国から79台の“クジラ”が集結…アルシオーネSVX35周年全国ミーティング2026
  3. 三菱『デリカD:6』予想CG公開! PHEVを採用? D:5の進化のゆくえ
  4. 新型ハーレーダビットソンに「普通自動車免許で乗れる」!…モーターサイクル記事ベスト5 2026年上期
  5. ブレイズ、四輪特定小型原動機付自転車「e-CARGO」増産へ…受注好調で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  4. ブリヂストンとNXタイロジスティクス、使用済みタイヤの資源循環などで覚書締結
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る