米エネルギー省、日産 リーフ 生産に14億ドル融資

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リーフ(デトロイトショー10)
リーフ(デトロイトショー10) 全 5 枚 拡大写真

アメリカエネルギー省エネルギー長官のスティーブン・チュー氏は28日、北米日産に対する「アドバンスド・テクノロジー・ヴィークル・マニュファクチャリング・ローン・プログラム(先進技術車両製造への融資制度)」による14億ドルの融資合意を締結したことを発表した。

画像5枚:日産の電気自動車 リーフ

「アドバンスド・テクノロジー・ヴィークル・マニュファクチャリング・ローン・プログラム(先進技術車両製造への融資制度)」は、連邦政府がエネルギー自給率の向上、クリーンエネルギー車両開発技術と経済効果を目的に、総額250億ドルで運用されている制度。日産は、テネシー州にある日産のスマーナ工場で2012年に生産開始される電気自動車『リーフ』及びリチウムイオンバッテリーパックの生産設備を対象に同制度適応の申請を行っていたが、諸審査を経て承認された。

スマーナ工場は2010年度末にはバッテリー工場の新設を含む改修が始まり、2012年までにリーフを年間15万台、バッテリー20万個の生産能力を持つ新設備が完成。また同工場フル稼働時には、最高1300人の新たな雇用も生まれることになる。

リーフはアメリカ、日本、ヨーロッパで2010年12月に個人、法人向けへの販売開始が予定されている。

《ケニー中嶋》

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