新日鉄、タタと鋼板合弁生産で合意

自動車 ビジネス 企業動向
アリア(デリーモーターショー10)
アリア(デリーモーターショー10) 全 4 枚 拡大写真

新日本製鐵とインドのタタ・スチールは29日、インドでの自動車市場の発展に伴って中長期的な成長が見込まれる高級自動車用鋼板の需要に応えるため、自動車用冷延鋼板を合弁で製造・販売することで合意したと発表した。

タタのJamshedpur製鉄所で生産する予定で、両社は今後、詳細条件を詰めて、6月を目途に正式契約を締結してから合弁会社を設立し、2012年度中の営業運転開始を目指す。

新日鉄は、タタとは2000年に稼働したタタの冷延工場でのエンジニアリング協力以来、自動車用冷延鋼板に関する技術協力やタタの既存製鉄所の能力拡張、新一貫製鉄所の基本構想策定など、幅広い分野で協力してきた。

今回の合弁事業は、協力関係を深化させ、具体的な共同事業の実施に取り組むもの。両社は将来、自動車用溶融亜鉛メッキ鋼板や上工程分野などの協業の可能性について、幅広い分野で継続して協議していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る