ショーワが発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、営業損益が31億8000万円の赤字となった。前年同期は44億4700万円の黒字だった。
売上高は中国など、一部の地域で四輪車用部品の販売が増加したものの、全体としては、自動車需要の減少による減産や為替換算の影響から前年同期比30.8%減の1502億1300万円となった。
収益は減産の影響で経常損益は24億4200万円の赤字、当期損益は53億7600万円の赤字となった。
通期業績見通しは国内の四輪車用部品の増産効果や、中国、東南アジアの売上が予想以上となり、業務の効率化や費用削減による収益改善効果から赤字が縮小。売上高が同24.5%減の2050億円、営業損益が36億円の赤字、経常損益が25億円の赤字、当期損益が71億円の赤字となる見通し。