スバルの米国新車販売28%増、レガシィ は過去最高…1月実績
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車種別で見ると、乗用車系では新型『レガシィ』が引き続き人気。2009年5月に新型を発売した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が、前年同月比117%増の5467台、『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も110%増の2448台と、1月としては過去最高のセールスを記録した。しかし、『インプレッサ』は15%減の2497台と、5か月連続で前年実績を下回る。
ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が前年同月比4%減の4943台と、2か月ぶりのマイナス。それでもアウトバックに次ぐ量販車の座をキープしている。一方、中型SUVの『トライベッカ』は、38%減の256台と不振が続く。
同社のティム・コルベック上級副社長は、「スバルブランドは強固なものとなった。我々はさらに前進を続ける」とコメント。スバルは2009年、米国で過去最高の21万6652台を販売し、2008年比で15.4%増の大躍進を遂げた。2010年も幸先のいいスタートを切ったといえそうだ。
《森脇稔》