フォード米国新車販売24.6%増、フュージョンが牽引…1月実績
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ブランド別では、フォードが前年同月比25.9%増の9万9888台、リンカーンが15.5%増の7036台、マーキュリーが5.8%増の5482台、ボルボが41.9%増の4128台だった。
フォードブランドの乗用車系では、『フュージョン』が前年同月比49.4%増の1万2179台をセールス。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も、33.7%増の1万0389台と好調だ。『マスタング』は61.2%増の4747台、『トーラス』も121%増の3768台と伸びている。
フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比9.5%増の2万7630台を販売。『エスケープ』は28.6%増の1万0753台、『エッジ』は25.5%増の6243台、『エクスプローラー』は15.2%増の4247台と売れた。
リンカーンブランドでは、大幅なマイナーチェンジを控えた『MKX』が、前年同月比26.7%増の2198台と健闘。マーキュリーブランドでは、フュージョンの兄弟車の『ミラン』が12.1%増の1881台と堅調だ。
フォードのKen Czubay副社長は、「フォード車の品質、燃費、安全性、先進技術などを評価する顧客が増加中」と自信を深めている。
《森脇稔》