フィアットとGM、エンジン合弁生産を解消

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フィアットの1.3リットル直4ターボディーゼル「マルチジェット」
フィアットの1.3リットル直4ターボディーゼル「マルチジェット」 全 2 枚 拡大写真

フィアットの子会社、FPT(フィアット・パワートレーン・テクノロジー)社は、GMと合弁設立したポーランドエンジン工場の株式を、GMから取得すると発表した。

ポーランドのエンジン工場は、フィアットとGMが折半出資して、ビエルスコ・ビアラ市に設立。2003年4月から、1.3リットル直4ターボディーゼル「マルチジェット」エンジンを生産している。

このエンジンは、フィアットグループとGM傘下のオペル各車に採用。フィアットは『500』『プント』『パンダ』『ドブロ』、アルファロメオは『MiTo』、ランチアは『イプシロン』に搭載。オペルは『アストラ』『コルサ』『メリーバ』などに積む。

FPTは、GMの持つ合弁工場の株式を、3月末までを目処に取得。100%子会社化する。株式の取得金額は公表されていない。なお100%子会社化後も、引き続きGMにエンジンを供給。FPTは「オペル各車のエンジンに変更はない」と説明している。

《森脇稔》

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