ルノー メガーヌCC 新型、ガラスルーフのオープンカー

自動車 ニューモデル 新型車
ルノーメガーヌ クーペカブリオレ
ルノーメガーヌ クーペカブリオレ 全 10 枚 拡大写真
ルノーは5日、『メガーヌ』の4シーターオープン、『クーペカブリオレ』(日本名:『グラスルーフカブリオレ』)の新型モデルを発表した。

新型も現行型で好評のガラスルーフを継承。屋根全体をガラスで覆うことで、高い爽快感を実現する。もちろん、このガラスルーフは開閉可能。スイッチ操作によって21秒でクーペとオープンが切り替えられる。ガラスルーフは2分割されて、トランクに収納される。

ハイグロスブラックとサテンエフェクトクロームを散りばめたボディによって、メガーヌシリーズ随一のプレミアム感を表現。ダークレンズにLEDを配したテールランプも、他のメガーヌシリーズにはない専用装備だ。

ダッシュボードはメガーヌシリーズと共通だが、素材の見直しなどにより、質感がアップ。「バタフライウイング」と呼ばれるドアトリムは、クーペカブリオレ専用だ。内装トリムは、ライトベージュ、ダークチャコール、チャコールの3種類。ツートンレッドのレザーシートも選択できる。

トランク容量は、ルーフの状態により、クローズ時が417リットル、オープン時が211リットル(いずれもVDA計測法)。後席にディフレクターを取り付けることで、約90km/hまでキャビンへの風の巻き込みは抑えられる。フロントウインドスクリーンを現行比で60mm前方へ移動することで、乗降性に配慮しているのも見逃せない改良点だ。

エンジンはガソリン、ディーゼルの合計7ユニット。日本への導入が見込まれる2.0リットル直4ガソリンは、最大出力140psを発生する。ディーゼルは、すべてユーロ5の排出ガス基準を満たす。

トランスミッションは6速MTが標準で、6速EDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)はオプション。2.0リットルガソリンは、CVTが用意される。ボディ剛性は、現行比で約80%向上。新開発の電動パワーステアリングも導入された。

新型グラスルーフカブリオレは、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。欧州では今春から販売がスタートする。生産は『セニック』『グランセニック』と同じ、フランス・ドゥエ工場が担当する。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  2. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  3. AE86レビン・トレノ、エンジン部品を復刻生産へ…トヨタGRヘリテージパーツプロジェクト
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. マツダ『CX-90』、3.3ターボSに「プレミアムスポーツ」新設定…米2026年型
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る