【スズキ アルト 試乗】ABSの標準化を切に望む…松下宏

試乗記 国産車
アルト
アルト 全 4 枚 拡大写真

今回の『アルト』は、普通に良くできたクルマという印象だ。このモデルから採用が始まった画期的な機構などはないのだが、新しいプラットホーム、新しくVVT機構が加えられたエンジン、副変速機の付いた新しいCVTという具合に、アルトとしては初採用となる新しいメカニズムがいろいろと加えられた。

【画像全4枚】

結果として走りのフィールのがグンと良くなっている。乗り心地の良さを維持しつつも安定感を増した足回りや、スムーズに回ってトルク感のあるエンジン、幅広い変速比で燃費にも優れるCVTなど、いろいろな面で良くなった。

グレードによって75%低減か50%低減かが変わるが、いずれにしても全車がエコカー減税&補助金の対象になった。

ATも全車4速になり、これもなかなか好フィールだから、売れるのはAT車になる可能性が高いが、AT車はABSがオプション設定になる点に注意が必要。スズキがアルトに標準装備すれば、ほかのメーカーも含めて全車にABSが付くことになるのだから、ぜひともABSを標準装備化して欲しい。当面は購入時に必ずオプション装着することだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
  2. トヨタ『ルーミー』一部改良、スマートアシスト強化…「アナザースタイルパッケージ」も新設定
  3. 軽キャンピングカーキット「ネクストキャンパー」、名古屋市のふるさと納税返礼品に採用
  4. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】ターボエンジン搭載、コスパ最高のプラグインハイブリッドSUV…中村孝仁
  5. スズキ『eスカイ』は“時代に残る一台”をめざす…8月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る