パトカーで踏切で立ち往生、帰宅ラッシュの特急を止める

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5日深夜、兵庫県尼崎市内にある阪急電鉄神戸線の踏切で、交通違反車両の追跡を行っていたミニパトカーが、遮断機の下りた踏切内に取り残され、列車が非常停止するトラブルが起きた。障害物検知装置が作動し、停止信号が表示されたことが原因とみられる。

兵庫県警・尼崎北署によると、トラブルが発生したのは5日の午後10時10分ごろ。尼崎市南武庫之荘6丁目(N34.44.47.2/E135.23.1.7)付近にある阪急神戸線・武庫之荘-西宮北口駅間の踏切で、踏切前で一時停止を無視した軽乗用車をミニパトカーでパトロール中の同署員が発見。追跡を開始しようとしたところ、列車が接近して遮断機と警報機が作動した。

ミニパトカーは踏切内に立ち往生する状態となったが、直後に踏切の障害物検知装置が作動。同乗していた署員が立ち往生した直後に踏切の非常ボタンを使用したが、検知装置側の制御で列車側の信号を赤にしたため、接近中の上り特急列車など2本が踏切手前で安全確認のため非常停止。この列車を含め、上下7本が約5分間に渡って全線でストップし、帰宅する約4500人の足に影響が出た。

遮断機が作動した踏切内に閉じ込められた場合、遮断棹を押し出せば脱出可能となるが、運転していた署員はそのまま停止してしまったという。

同様のトラブルは2005年9月に秋田県横手市内で発生。兵庫県警も2002年6月、人身事故の処理中にパトカーを踏切内へ駐車。この際にも障害物検知装置が作動し、JR東海道線の列車がストップするという事態が起きている。

《石田真一》

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