【ジュネーブモーターショー10】ホンダCR-Z、欧州デビュー

自動車 ニューモデル モーターショー
ホンダCR-Z(欧州仕様)
ホンダCR-Z(欧州仕様) 全 7 枚 拡大写真

欧州ホンダは8日、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーに、欧州仕様の『CR-Z』を出品すると発表した。

欧州仕様は、基本的に1月のデトロイトモーターショーで発表された北米仕様と共通。パワートレインは、『フィット』用の1.5リットル直4「i-VTEC」に、ホンダ独自のIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたもの。モーターは最大出力14ps、最大トルク8kgmを発生し、エンジンはCVT用が113ps、14.7kgm、6速MT用が114ps、14.8kgmのスペックだ。

ホンダ初の3モードドライブシステムは、スポーツ、ノーマル、ECONの3モードが選択可能。スポーツモードでは、スロットルレスポンスや電動パワーステアリングが、シャープな設定となる。トランスミッションは、6速MTとパドルシフト付きCVT。3Dメーターには、スポーツ、ノーマル、ECONの3モードで、スピードメーター周囲の色が変化する演出が施される。

北米仕様との違いは、シートレイアウト。北米仕様は2シーター(後席部分は荷物スペース)だが、欧州仕様では4シーターとなる。これは日本向けと同じだ。また左右のヘッドランプに、それぞれ8個のデイタイムランニングライトが組み込まれるのも、北米仕様との違いとして指摘できる。

欧州ホンダは、CR-Zの燃費も公表。欧州複合モード燃費は20km/リットルとなる。ちなみに、日本仕様の10・15モード燃費は25km/リットル(CVT車)。これは計測方法の違いに起因すると思われる。CO2排出量は、117g/kmだ。

欧州向けCR-Zは、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表。価格はその時点で公表される。欧州各国での販売は、今年の半ばに開始される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
  2. ルノーが小型SUV『シンビオズ』発表…「E-TECHハイブリッド」搭載
  3. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  4. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  5. ホンダ『レブル250』ベースの新型コンプリート車発売!…4月の二輪車記事まとめ
  6. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  7. B-SUV市場で勝つための変身…シトロエン『C3エアクロス』[詳細画像]
  8. 選ぶのはどっち?『単筒式 vs 複筒式』サスペンションの内部構造を比較する~カスタムHOW TO~
  9. タミヤのフラッグシップ拠点、「プラモデルファクトリー」が移転 5月24日にリニューアル
  10. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る