ピレリ チントゥラート P7 発表…エコと性能を両立

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Cinturato P7(チントゥラートP7)を装着したアウディ A5
Cinturato P7(チントゥラートP7)を装着したアウディ A5 全 6 枚 拡大写真

ピレリジャパンは9日、環境性能と安全、ドライビングパフォーマンスを高い次元で実現させた新タイヤ『Cinturato P7(チントゥラートP7)』を発表した。既に1月より輸入車の新車装着タイヤとして販売を開始している。

チントゥラートP7は、コンパウンド素材の見直しや新しいトレッドパターンの採用などにより転がり抵抗の低減、静音性、燃費性能を高めつつ、ハイパフォーマンスタイヤ『P ZERO』シリーズの走りを継承したグリーンパフォーマンスタイヤ。中型・大型セダン向けに開発された。

チントゥラートP7は、左右非対称パターンや、P ZEROから継承する4本溝の採用により安全性を確保、静音性を高め2012年騒音規制に適合させているのが特徴。高速走行時でも一定の接地圧を確保し、走行安定性、ハンドリング性能を高めた。また、有害物質の排出を低減(アロマティック・フリー)させた新コンパウンドと繊維とのハイブリッド素材を使用したことで、摩耗時のグリップ性能と高い耐久性を確保する。

アウディ、メルセデスベンツ、BMW、ボルボ、アルファロメオといった、プレミアムブランドの新車装着用タイヤとして既に採用されており、同製品がラインアップに加わったことで、チントゥラートシリーズが完成。小型車から大型車までをカバーする。

ピレリジャパンのマーケティングディレクター、G・A・ポンツォーニ氏は「世間のトレンドはエコに向かっている。しかしピレリは“ただエコなだけ”なタイヤではなく、相反する安全性能(パフォーマンス)も高次元で両立させたタイヤ作りを続けて行く。それを実現したのがチントゥラートP7です」と語る。

チントゥラートP7は新車装着用から販売し順次適用車種を拡大、店頭販売向けリプレイスタイヤの正式な導入時期については随時アナウンスする、としている。

《宮崎壮人》

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