6日午前、広島県福山市内の国道2号で、追い越しを巡る交通トラブルからトラック運転手の男性が顔面を殴打される事件が起きた。警察では同市内に在住する20歳の男を傷害容疑で逮捕されている。
男は調べに対して「直前に強引な追い抜きをされ、命の危険を感じて立腹した」などと供述しているという。
広島県警・福山西署によると、事件が起きたのは6日の午前10時40分ごろ。福山市佐波町(N34.28.49.8/E133.20.37.5)付近の国道2号で、信号待ちで停車した普通トラックを運転していた33歳の男性に対し、バイクで接近してきた若い男が因縁をつけてきた。
男が運転席側のガラスを叩いたため、男性がこれを開けたところ、男は男性の顔面をいきなり殴打。そのまま逃走しようとしたが、男性や後続車の運転者に取り押さえられた。男性は顔面打撲の軽傷。男は通報を受けて駆けつけた同署員に傷害容疑で逮捕されている。
男は仲間4人と尾道方面へツーリングに行き、帰宅する途中だった。