コスモ石油、風力発電事業に本格参入

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コスモ石油は9日、風力発電事業に本格参入すると発表。それに伴い、荏原製作所の子会社で風力発電事業を営むエコ・パワーを買収する。

コスモ石油は第3次連結中期経営計画で、環境事業を将来の収益の柱とするため、環境配慮型の事業展開と技術開発に積極的に取り組んでいる。

風力発電事業でも、2004年12月から山形県酒田市で「コスモ石油酒田風力発電所」の営業運転を行ってきたが、事業の進展のためには既存事業者をグループ化することが最適であると判断、今回エコ・パワーの株式を取得することを決定した。

コスモ石油は荏原製作所からエコ・パワーの寡株式98.8%を取得する。

エコ・パワーは、国内風力発電事業のパイオニアで、長年の経験に基づく豊富な開発力・技術力と共に、風況の良い東北・北海道に風力発電設備を多く所有している。

コスモ石油は今後、エコ・パワーの特長を最大限に活かし、風力発電事業を推進していくとともに、再生可能エネルギーの実用化に向けた取り組みを加速するとしている。

《レスポンス編集部》

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