茨城空港への空港連絡バスの整備を進めている関鉄グリーンバス(茨城県石岡市)は、石岡駅 - 茨城空港間、水戸駅 - 茨城空港間の路線バス運行計画を関東運輸局に認可申請中だ。
石岡駅 - 茨城空港間の路線の一部には、2007年に廃止した鹿島鉄道鹿島鉄道線のレール跡地の一部を活用したバス専用道が含まれる。現在、バス専用道となる部分は、路盤の基礎工事などが行なわれている。
同社は、この空港連絡バスの運行開始に先がけ、同路線に投入予定の新デザイン車両を発表した。
ベース車両は、鉾田営業所の既存車2台。前面と右側面がシルバーメタリック、後面と左側面がホワイトという“左右非対称カラー”で、各面に鹿島の「か」をモチーフとしたロゴマークが添えてある。デザインを担当したのは小阪淳氏。
同社は「なるべく早く新ルートでの空港アクセスバスの営業を開始したいが、空港開港時には間に合いそうにない。新ルート使用開始までの間、既存路線へ新デザインバスを投入するか否かは未定だ」と話していた。