クレーン車が追突、バスの窓を突き破る

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9日朝、東京都足立区内の都道で、バス停に止まっていた大型路線バスに対し、後ろから進行してきた中型ユニック車(クレーン付きトラック)が追突。クレーンのアームがバスの後部窓ガラスを突き破った。直撃は避けられたものの、バスの7人が負傷している。

警視庁・西新井署によると、事故が起きたのは9日の午前7時ごろ。足立区鹿浜3丁目(N35.46.31.5/E139.45.22.8)付近の都道で、バス停に停車していた国際興業バスが運行する大型路線バス(赤羽駅東口発/西新井駅行き)に対し、後ろから進行してきた中型ユニック車が追突した。

ユニック車に装備されているクレーンのアーム部分がバスの後部窓ガラスを直撃。アーム部は車内に約30cm侵入する状態となったが、幸いにもこれに直撃した客はいなかった。しかし、追突の衝撃で転倒が起き、乗客6人と運転手が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。警察はユニック車を運転していた33歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は片側3車線の直線区間。調べに対してユニック車の運転手は「第2車線から第1車線へ車線変更したが、バスが止まっていたことに気づかず、そのまま追突してしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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