出会い頭事故の救急車、緊急性が高いために病院へ直行

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12日朝、富山県富山市内の市道で、交差点を進行していた緊急走行中の救急車と、交差道路を進行してきたワゴン車が出会い頭に衝突する事故が起きた。緊急性の高い患者を搬送中だったため、救急車はそのまま病院へ向かったという。

富山県警・富山中央署によると、事故が起きたのは12日の午前8時30分ごろ。富山市梅沢町(N36.40.49.2/E137.13.19.3)付近の市道で、交差点を進行していた緊急走行中の救急車と、交差道路を進行してきたワゴン車が出会い頭に衝突した。双方の車両は小破したが、事故による負傷者はいなかった。

事故当時、救急車は91歳の女性を搬送中。症状は重篤で一刻を争う状態だったことから、救急車は相手側の運転者に了承を得た上で、警察に事故を説明するための救急隊員1人を残し、現場にはわずかに停車したのみで再発進。そのまま病院に向かった。搬送中だった女性にも事故の影響は無く、救急車は数分後に病院へ到着している。

現場は信号機の設置された交差点。警察では救急車を運転していた富山市消防局に所属する25歳の男性隊員と、ワゴン車を運転していた43歳の男性から事情を聞いている。今回の措置については救急車の緊急性が高く、現場から走り去っているがひき逃げには当たらないという。

《石田真一》

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