アウディ RS6 に2種類の限定車…スポーツ&エクスクルーシブ

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RS6プラススポーツ
RS6プラススポーツ 全 6 枚 拡大写真

アウディは15日、欧州向けの『RS6セダン』に2つの限定車を投入した。スポーティな特別装備を盛り込みながら価格を抑えたのが特徴で、限定500台が発売される。

RS6は『A6』をベースに、アウディの子会社のクワトロGmbH社が開発した高性能モデル。ワゴンボディのアバントが、2007年9月のフランクフルトモーターショーで先行デビュー。セダンは2008年8月のモスクワモーターショーで、ワールドプレミアを飾った。

直噴5.0リットルV10エンジンにはツインターボが追加され、最大出力580ps/6250 - 6700rpm、最大トルク66.3kgm/1500 - 6250rpmを発生。フルタイム4WDの「クワトロ」と組み合わせられ、0-100km/h加速4.5秒、最高速303km/hというスーパーカー並みのパフォーマンスを発揮する。

「RS6プラススポーツ」は、アウディエクスクルーシブプログラムによって、内装をグレードアップ。インパネとセンターコンソールにもレザーを奢った。内外装には、クワトロGmbH社による豊富なカラーバリエーションが用意された。

「RS6プラスアウディエクスクルーシブ」は、カーボンファイバー、アルミ、レザー、アルカンターラなどの素材をふんだんに使用。「アダプティブクルーズコントロール」と車線逸脱を警告する「アウディレーンアシスト」も標準装備した。40GBの容量を持つハードディスクナビゲーションの「MMI」やDVDプレーヤーも標準だ。

このほか、20インチのアルミホイールや「スポーツサスペンションプラス」、カーボン製エンジンカバーは、どちらのモデルにも採用。価格はRS6セダンに対して、RS6プラススポーツは3250ユーロ(約40万円)高、RS6プラスアウディエクスクルーシブは8310ユーロ(約100万円)高となる。アウディによると、各アイテムを個別に装備した場合よりも約半額、お買い得な設定という。欧州で、トータル500台が限定発売される。

《森脇稔》

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