海底トンネルの照明消える…壁面に当て逃げ

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15日午後、福岡県北九州市門司区内の関門国道トンネルで、大型車とみられる車両が左側の壁面に接触。壁面タイルを約6mに渡って脱落させるとともに、照明用の電線を損壊する事故が起きた。トンネルが停電したため、約3時間に渡って通行止めとなった。

福岡県警・門司署によると、警察や道路管理者である西日本高速道路が事故発生を認知したのは15日の午後3時50分ごろ。北九州市門司区門司(N33.57.40.3/E130.57.38.5)付近の関門国道トンネル上り線を走行していた車両の運転者から「壁面のタイルが脱落し、トンネル内の車道に散乱している」という内容の通報が寄せられた。

西日本高速道路のパトロール車が現場を確認したところ、壁面に貼り付けてある陶器タイルが約6mに渡って脱落。その上に設置されていた照明機器用の電気ケーブルもひきちぎられるようにして切断され、トンネル内の照明も約200mに渡って使えない状態になっていた。

警察と西日本高速道路は「通行に支障がある」と判断。緊急の修復作業を行うため、同トンネルの上下線を約3時間に渡って通行止めにして、車両は関門橋に迂回させる措置を取った。

調べによると、タイルは地上から約3mの位置で。電気ケーブルは同約3.7mの位置で損壊していた。手前の壁面にも擦過痕があり、警察では大型車両が壁面に接触する事故を起こし、そのまま逃走したものとみている。

《石田真一》

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