欧州フォード新車販売4.2%増、フィエスタが牽引…1月実績

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欧州フォードは12日、1月の欧州主要19か国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は10万5300台。前年同月比は4.2%増と、8か月連続で前年実績を上回った。

好調の要因は『フィエスタ』。1月は前年同月比34%増の3万9200台を販売しており、1月としては1998年以来の記録的セールスを達成した。欧州で最も売れたコンパクトカーであり、全カテゴリーでも2番目に売れた車種だ。08年末にモデルチェンジして、1年3か月間の世界累計販売台数は、63万台以上に到達している。

入門コンパクトの『Ka』も人気。8500台をセールスし、前年同月比57%増と躍進した。1月単月では、2003年以来の好調さだ。

市場別では、英国が2万4900台と最も売れた。イタリアが2万2500台で、これに続く。以下、ドイツが1万3600台、フランスが1万1200台、スペインが7000台。とくにイタリアでは輸入ブランドで第1位となり、シェアも前年同月比0.7ポイント増の10.2%と、2桁台に乗せている。

欧州フォードのIngvar Sviggum販売担当副社長は、「2010年は11のニューモデルを投入する」と話し、新型車攻勢に打って出る構えを見せている。

《森脇稔》

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