【三菱 RVR 新型発表】日産の遊牧民を追う三菱のカワセミ

自動車 ニューモデル 新型車
RVR
RVR 全 6 枚 拡大写真

三菱の新型コンパクトSUV『RVR』は、日産『キャシュカイ』(イランの遊牧民の名、日本名『デュアリス』)の成功をヒントに市販化にこぎつけたクルマだ。

同社は、キャシュカイの、とくに欧州での好調ぶりを見て、コンパクトSUV市場に向けた商品の市販化を加速化させ、新型RVRを登場させた。『アウトランダー』をベースに、FWDベースのレイアウトやサイズなどをキャシュカイとほぼ同じにし、価格をキャシュカイよりも1割ほど安く設定したクルマだ。

「コンパクトSUV市場を拡大させているけん引役のひとつのキャシュカイは、これまで世界的にウケてきた。今後もこの市場は拡大傾向にあり、キャシュカイはRVRの競合車であると同時にベンチマークととらえている」(三菱)

三菱は、RVRを欧州・北米・中国に向けた世界戦略車と位置づける。キャシュカイの英国日産サンダーランド工場のように、現地生産の予定はあるのか。

「中国、欧州、北米という順に販売を開始していく予定だが、生産は当面国内の工場でまかなっていくだろう。現地生産も視野に入れているが、売れ行きや市場動向による」と同社。

キャシュカイは、2007年に欧州で発売が開始され、およそ半年の間に日本で1万台弱、欧州で6万台弱も販売された。三菱は、世界販売台数の目標を年間8万 - 10万台としているが、日産の遊牧民を追う三菱のカワセミの登場でコンパクトSUV市場はさらに加熱しそうだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  2. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「発売はいつ?」ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』、国内導入を待ち望む声続々
  4. 「最初からこれが欲しかった」レクサスの特別な『LBX MORIZO RR』限定発売に、SNSで反響
  5. 【スズキ ジクサー250 試乗】250ccでダントツにリーズナブル! この手軽さと奥深さはスズキ随一の仕上がりだ…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る