JOGMEC、ブラジルの石油探鉱事業に出資

自動車 ビジネス 企業動向
ブラジル海上BM-C-31鉱区及び海上BM-ES-23鉱区位置図
ブラジル海上BM-C-31鉱区及び海上BM-ES-23鉱区位置図 全 1 枚 拡大写真

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は19日、国際石油開発帝石(INPEX)が子会社を通じてブラジル連邦共和国で実施する石油等の探鉱事業に75%出資を採択したと発表した。

INPEXは、ブラジル法人子会社であるインペックス・ペトロレオ・サントス・リミターダを通じて、2008年10月にシェル・ブラジル・リミターダからブラジル海上カンポス堆積盆BM-C-31鉱区の権益20%を取得。今回、同じくシェル・ブラジルからエスピリトサント堆積盆BM-ES-23鉱区の権益15%を取得した。

INPEXは、これら2鉱区で石油の探鉱事業を実施するため、日本法人子会社であるインペックス北東ブラジル沖石油を設立、JOGMECは同社に対して出資する予定。

鉱区周辺は、複数の油ガス田が存在する有望なエリアで、油ガス田の発見を見込んでいる。

プロジェクトが日本企業の石油・ガス探鉱開発事業の発展に寄与し、成功した際には、原油輸入の9割近くを中東地域に依存する日本のエネルギーセキュリティ上の大きな効果が得られることが期待されるため、JOGMECは出資を決定。対象事業費の75%を出資する予定で、インペックス北東ブラジル沖石油の普通株式49%と残りは無議決権株式を引き受ける。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  4. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  5. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る