メルセデスベンツ日本が『Eクラスステーションワゴン』で最も人気グレードと予想するのは、新しいディーゼルエンジン搭載の「E350ブルーテック アバンギャルド」だ。従来のEクラスでは、ディーゼルエンジンの比率は2割に満たない程度だったが、今回は3割を超えることが見込まれているという。
「E350ブルーテック アバンギャルド」の人気が上がる理由は価格。従来の「E320CDI ステーションワゴン アバンギャルド」は896万円だったが、今回の「E350ブルーテック アバンギャルド」は833万円。車両本体の価格が下がるだけでなく、自動車取得税、重量税が100%免税となり、購入補助金の対象となれば費用総額はさらに最大約68万円安くなる。
メルセデスベンツ日本では従来型からの乗り換えのほか、ライバル車などからの買い換え客も「E350ブルーテック アバンギャルド」の人気を支えると見ている。
また、次いで人気を見込むのが「E250CGIブルーエフィシェンシー」。従来のV6エンジンのE250とはエンジンの気筒数も排気量も異なり、1.8リットルガソリンターボエンジンを搭載するが、エコカー減税対象ということもあり、人気が出ると予想しているという。
なお、EクラスワゴンのTVCMは「E350ブルーテック アバンギャルド」となり、青い空とクルマを登場させ、環境対応を訴求した内容となっている。