「建設的な内容」米運輸省長官とトヨタ豊田社長が会談

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24日の公聴会を終えたトヨタの豊田章男社長は、米国運輸省長官レイ・ラフード氏と今回の問題について25日午前中に会談を行った。25日のブルームバーグ電子版他複数のメディアが伝えた他、運輸省、トヨタ自動車からも公式に発表があった。運輸省の発表では、会談は半時間ほどで「建設的な内容」であったという。

これまでトヨタに対し厳しい姿勢を見せていたラフード長官ではあるが、この会見後に「豊田社長が今後の問題解決のためにイニシアティブを発揮すると約束した」と述べたほか、前日の公聴会後に受けた公共放送TV局のインタビューにおいても「トヨタの過去の対応には問題があるが、豊田社長が謝罪するなど非常に前向きである」と発言しており、公聴会以後のトヨタの姿勢に一定の評価を見せた

また来月2日には北米トヨタ社長の稲葉氏と、品質管理部門の責任者である佐々木副社長があらためて米上院の公聴会で証言する予定となっている。ここではラフード長官も証言を行う予定であり、さらに要望があれば豊田社長の出席も検討されている。

ラフード長官との面談後、豊田社長は自従業員らに対し今後の指針などを説明するため、自社工場があるテキサスに向かった。

《NYCOARA, Inc. 田中秀憲》

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