フォルクスワーゲンは26日、新しいマーケティングキャンペーン「Think Blue」(シンク・ブルー)を開始すると発表した。
「Think Blue」は、エコドライブなどを通じて、環境意識を高めるのが狙い。フォルクスワーゲンはクリーンディーゼル搭載車、「ブルーモーション」を欧州向け『ゴルフ』や『ポロ』などに設定しており、エコをイメージさせる「ブルー」が、新マーケティングキャンペーンにも使用された。
フォルクスワーゲンは1960年代、「Think Small」(シンク・スモール)というキャンペーンを展開。初代『ビートル』の認知度アップにひと役買った。今回のキャンペーンは、当時のリバイバルという意味も込められている。
「Think Blue」は27日から、新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどで一斉スタート。フォルクスワーゲン乗用車部門のマーケティング担当責任者、Luca de Meo氏は、「今回のキャンペーンは、フォルクスワーゲンの思想を表現したもの」と語っている。