トヨタリコール支援策を全米に拡大

自動車 ビジネス 海外マーケット
タコマ
タコマ 全 1 枚 拡大写真

米国トヨタ自動車販売(TMS)は26日、全米各州の司法長官との協議の結果、全米でリコール対象となっているトヨタ、レクサスオーナーへの支援策を講じることを発表した。

サービス内容は「顧客の都合に合わせたスケジュールでの点検・補修作業」、「ディーラー関係者による車両の引き取り・引き渡し」、「顧客のディーラー及び職場への送迎」、「車両が使えない若しくは使いたくないオーナーに対するレンタカーやタクシー料金払い戻しなど代替的移動手段の提供」で、発生する費用はトヨタ負担とし顧客、ディーラーの負担はない。

対象となる点検・補修は、現在リコールが行われているアクセルペダルの固着/フロアマットとの干渉、ABSソフトウェアのアップデート、タコマのフロントドライブシャフトの点検などだ。

米国トヨタはこの発表に先行する24日、ニューヨーク州当局との合意により同州内のディーラーからトヨタ車を購入した同州の居住者に対する特別支援を図ることを決定しており、同様の策を全米に拡大する意向を示していた。

発表にあたり、北米トヨタのジム・レンツ副社長は「我々17万2000人のチームメンバーと北米全土のディーラーは、顧客の安全と満足をこれまで以上に確かなものとして行きたい」との決意を表明した。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る